”痛み”は”深さ”へ

こんにちは。

 

PU Designer 池田健吾です。

 

昨年末あたりから涙腺が弱くなったのか、

はたまた歳のせいなのか、

涙もろくなった私がいました。

 

映画を観ても

 

音楽を聴いていても

 

一人で居るときでも

 

涙が溢れる通り道がスムーズで。

 

「悲しみという感情とここまで仲良くしてるのは、

今までにあっただろうか?」

 

と思うほど、常にそばにありました。

 

この宇宙は観点の結果物。

私が知らずにアクセスしていた観点という無意識は、

この現実を”悲しみ”という認識画面として立ち上げていたのかもしれません。

 

そして、ある事件が起きました。

 

友人と久々に対話する

繊細なコミュニケーションの奥に

私の中の恐怖を自覚しました。

 

表現を通して知ることとなる”痛み”。

 

自分の痛みを知ることで私が得たものは、

今までの私自身に対する反省でした。

 

「ひどいことをしてきたかも知れない」

 

「傷つけてきたかも知れない」

 

そこからさらに驚くべき事実と出会います。

 

それは、この日本が私以上に”深い傷”を負っていたこと。

そんな日本で生まれ育ってきた私たちもまた、

傷だらけで痛みを感じ、悲しみを覚えている今があるということ。

 

日本の涙。

 

「これを癒す必要がある」と思わずにはいられませんでした。

 

日本人の分かり合えない苦しみ悲しみは、

傷だらけでもなお前を向き続ける”粘り”によって生じる

葛藤の痛みそのものだったということです。

 

今がツラいのなら自然なこと。

 

希望に出会う準備ができていることの証。

 

こうして私たちは究極の深さと出会い、

やるべきことを通して、互いの痛みを知っていくのだと思います。

 

この出会いが新しい未来につながっている確信を育んでいけたら幸いです(^^)

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

f:id:kengoikeda:20190205153846j:plain