私のストーリー⑥
こんにちは。
Cognitive Designerの池田健吾です。
今日は、前回の私のストーリーの続きになります。
まだ読んでいない方はコチラから。
インドでヨガやメディテーションを経験し、
帰国してからは外資系IT企業で働くことになりました。
私にとってのサラリーマン生活は正直に言うと“楽”でした。
個人事業主をしていた頃は、
営業も商材も
経理もアフターサポートも
とにかく全てを自分でやる必要がありました。
もちろん、その分やったことが
ダイレクトに自分のところに返ってきますし、
充実感やバイタリティの発揮があり、
「生きてる感」みたいなのがありました。
それと比較すると、
仕事も給料も毎月あるし、
相談できる先輩や上司もいるし、
アフターサポートもカスタマーサービスのスタッフがいますし、
最終的な責任は会社が持つことになります。
会社自体は様々なキャリアの人たちが集まっており、
風通しもよく色々とやらせていただき、
社風も合っていたので、面白かったです。
入社して3ヶ月ほどした時には
売り上げ目標の211%を達成しMVPをいただきましたし、
半年経つころにはマネージャーの話も聞こえてきました。
しかし一方では、入社1ヶ月で見極められてしまう人もありました。
また、コンサルが入ったり、社長が変わったりすると、
トップダウンで情報が流れるので、
自分の意見の影響力を認識することになります。
そして、
「部分としてのプロフェッショナルを求められているんだ」
ということが分かりました。
月数万円の昇給で、より会社側に入り込んでいく姿に
魅力を感じられませんでしたし、どこか物足りなさも感じていたかも知れません。
次第に飼い慣らされていくような感覚もあり、
個人事業主の時のような感性も鈍っていくのを感じ
「ずっといるところじゃないな…」
と思うようになっていきました。
個人事業主としての強み弱み、
企業としての強み弱みなどを肌感覚で知り、
仕事量や成果のバランスも試してみたりしながら、
また新たな方向性を探っている自分がありました。
「自分のキャラと世の中にある問題のうちのどれか。
その接点に自分の才能を活かした生き方がある。」
そんなことを胸に追求をやめない私がありました。
そして、いよいよ絞られていくピントの中に、
いくつかの選択肢が見えてきました。
そのことは次回、お伝えできればと思います。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。