私のストーリー①

こんにちは。

 

Cognitive Designerの池田健吾です。

 

今日は、私のストーリーについて書いてみたいと思います。

 

私の家は両親が共働きでした。

 

父親、母親ともに公務員で

経済的には安定した生活を送れていたと思います。

 

しかし、家事は母親しかほとんどしませんでした。

 

おまけに小学校の先生をしていた母親は

“あゆみ”の時期になると

家に仕事を持ち込んで夜遅くまで仕事をしていました。

 

なので、基本的に母親は家の中では

常にフル稼働でいつも忙しい。

 

なかなか構ってもらえなかった私は

ある時、テレビを見て笑っている母親の姿を見て

「今がチャンス!」と思い、

「ねぇ」と声をかけたことがありました。

 

注意を向けてもらえないので

少し声のボリュームを大にして

「ねぇ!」と再び声をかけた途端、

事件は起こりました。

 

「うるさいっ!今、考え事してるんだからっ!」

と怒鳴られてしまったのです。

 

小さかった私は悲しさと切なさで胸がいっぱいになり、

やるせない気持ちも自分の本音も伝えることができず、

迷惑をかけたくないし、さらに怒鳴られるのも嫌だったので、

涙を押し殺し、ただ、しょげることしかできませんでした。

 

そんな具合でしたから、

私が通っていた保育園でも

お迎えはいつも最後の方。

 

寂しい感情がつのり

いつしか「自分はいらない人間なんだ」と

漠然と感じるようになっていたように思います。

 

そして、ここから少し展開が激しくなってくるですが、

それはまた今度にしたいと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。