私のストーリー④

こんにちは。

 

Cognitive Designerの池田健吾です。

 

今日は、前回の私のストーリーの続きになります。

 

まだ読んでいない方はコチラから。

 

私のストーリー③ - COCOROMAN LABO

 

個人事業主をしていた私は、

パソコンと向き合って作業することが多くありました。

 

その日は、足を悪くした母親を車で職場まで送った後、

実家の部屋で作業をしていたと思います。

 

この後に私は、人生で最もショッキングな出来事と

遭遇することになります。

 

2階にある部屋で作業をしていると

1階から何やら声が聞こえるのです。

 

「なんだろう?」

 

と思い様子を見に行ってみると

姉が片手に携帯電話を持ち

「お母さん、お母さん」

と泣いているのです。

 

そして、もう片方の腕からは血を流していました。

 

「お母さん、お母さん、切っちゃった」

と泣きながら職場にいる母親に電話をしていたのです。

 

その事実を目の当たりにした私は、

止血をほどこし、電話ごしの母親に状況を伝えたような気がします。

 

その後はあまり覚えていないのですが、

絶望感や空虚感におちいっていったように思います。

 

それにショックを受けた父親も鬱になり、休職。

 

私も食事が喉を通らなくなり、

朝起きて一日、部屋で泣いて、その日が終わる。

そんな状態になりました。

 

ただ

「死にたいなぁ」

とだけ思うようになっていきました。

 

安定した収入も

やりたいことをやる生活も

家族の平和を保証するものではありません。

 

家庭が崩壊していった先で

私は友人と下北沢でシェアハウス生活を

送るようになっていきます。

 

環境を変えることで、

まずは自分を取り戻そうとしてみたのかも知れません。

 

そのことは次回、お伝えできればと思います。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。